P h i l o s o p h y
ULSとは__
大切なことはサーキットで
学んだ
13歳でモータースポーツの世界に魅了されて、
カートレースに初参戦。2年後には地方選手権に
ステップアップして、さらにイタリアでワークスチームからの参戦を経験しました。
帰国後は全日本カート選手権に挑み、全日本チャンピオンに。
そんなキャリアと実績を見込まれて、
複数のタイヤメーカーのテストドライバーも担当しました。
レースやタイヤ商品の開発で大切にしていたのは、繊細な感覚を持って走り、
そこで得た情報を確実にフィードバックすること。
レースにおいては次の周回の最適化に、商品開発においては改良点を明確に伝えるためです。
こういった経験は、ULSのビジネススタイルを確立させるのにとても役立ちました。
「いま」に見合った
レギュレーションに
レースの世界に身を置きながら、
家業である「梅垣ラベルサービス」の役員をしていて
二刀流の生活をおくっていましたが、いよいよ自分が会社を引き継ぐ際、真っ先に考えたのは事業をどう舵取りしていくかです。
オンデマンド印刷が普及しはじめ、転換期を迎えていた当時のラベル・シール業。テクノロジーの進化と印刷ニーズの変化にともない、今までと変わらない走り方をしていたら「その先」はないぞ、と。そこでデジタル製版機の導入や、ラベル・シールの使用頻度が高い物流業界をサポートする「ロジスティック部門」設立など、お客様の潜在ニーズに的確にお応えできる体制を構築したのです。
おかげさまで、従来のお客様に提供できるサービスの幅が広がり、新しいお客様のご要望にもしっかりとお応えできています。特にテストドライバーの経験とULSの事業内容から、後の特許取得「RFIDタイヤタグ」の共同開発を担えたことは、新体制がもたらした素晴らしい結果です。
先進のシステムにプロの創造性を乗せる
「いま」という時代にフィットさせながら、
未来のラベル・シール事業のありかたを見据えたビジネススタイルへシフトしたことにより、
ULSは印刷業の枠を超えたソリューションカンパニーに変わりました。
ただし、いくら機械・システムが進化を遂げたとしても、私たちの成果物に評価を下すのは購買者・消費者といった「人」であり、
その人たちに向けた商品計画・販売計画を立案して印刷データをつくるのも「人」です。
ULSでは、市場調査からプロモーションプランの提案、売場環境に最適な各種ツールのデザインを担当する専任スタッフが活躍しています。
私たちは、スタッフ一丸となって「こういうものが欲しい」「どうすれば売れるか」といったご要望に今後もスピード感を持ってお応えしていきます。
先進の機械・システムと昔気質のクリエーター魂、この両輪があるからこそ、ULSなのです。